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光のクリニック:色が本来のあなたに近づけてくれるとしたら





今 あなたは 何色の服を着ていますか?
朝 服を着る時に それを 選ぶポイントを どこにおいているか
考えたことはありますか?



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私達の身の回りには 数多くの色が 溢れています
おかれている環境で カメレオンが色を変えるように
わたしたちも 実は 色の影響を受けており
体の色を カメレオンのように変えられなくても
その色を体内と心に取込んでいるのです

それで ある絵を観たら 気分が高揚したり
重たい気分になったりする経験があるのですね


昨日は どんな風に過ごし 
今日はどんな風に 過ごしたいか 
それによって 着る服の色は 変えたら
何が どのように違っていくのでしょうか

インド哲学では
三つのエネルギーのバランスをとることを 大切だと説いています

一つ目  サットバ 純質 =意味合い :  智慧/理性的/愛
二つ目  ラジャス 劇質 =意味合い :  運動/活動的
三つ目  タマス  暗質 =意味合い :  物質/停止した


例えば 料理しようと 思いを巡らせるときに
まずサットバ=智慧を使い
それを 行動に移すときに ラジャス=活動のエネルギーを使い
料理を食べて  タマス=物質 である 肉体が快癒に向かったり
維持されます

このように 人間の生活の24時間は 
これら 3つのエネルギーのいずれかが 活発になった状態の循環です

同じように
色彩においても 現在の自分の状態において
サトッバの活動を 助けるもの
ラジャスの活動を助けるもの
タマスの活動を助けるもの 
の種類があります

これは 相対的なもので 一人ひとりの 状態によって
必要に応じて 色味も 量も 組み合わせも 異なっていきます

まず 自分の内面を観てみましょう
今 どんな気分ですか ?

もし 頭が忙しく 回転し
サットバのエネルギーが不足していて
ラジャスが活発になり過ぎて 落ち着きが足りない と思うときは
ブルーの色調をつかいこなせるようにすると 
良い結果がでるようです

シリアスになりすぎないために 
ホワイトを混ぜた パステルな色味も有効です
白は全ての色を透過し
肉体が必要な色を選びとることができるのです

インド哲学では
ブルーは 永遠の色として 尊ばれ
ホワイトは 純粋や 智慧を現します
このような 色彩の観念は 国や地域によって 意外なことに
あまり 変化はありませんが  多少にことなります

けれども ここで 一番大切なのは
自分の感覚です

穏やかさを必要とするときに
ある特定の色を眺めていて 穏やかに感じることができたら
それが 今日のあなたに一番ふさわしい色ですね

いつも いつも自分の内側で 囁いている声に 耳を傾けてあげてください

それが 
心地よい過ごし方を 身につける こつ  なのです

ただし あまり 真剣に成りすぎないように
楽な気持で 

忘れてしまっても 構わないのです
だんだんに 少しずつ それが 自然になっていくことでしょう
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by veda-anand | 2007-05-14 16:48 | 色の診療室

色のクリニック  :ヴィヴィッドな色の使い方−1

亜熱帯や熱帯地方..または 熱い季節になると
人々は 好んでビビッドな色彩を身につけます

それには 色の持つ力に理由があるのですね。

気温と色 湿度 高度 地域性と色にも 関係があるのです

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熱帯の鳥
熱帯の海の魚たち
そして花々
みんな 鮮やかな色彩をもっています

熱帯地方では 代謝に大変エネルギーを使います
強い色彩は 生き物たちが 心身をケアするのに必要なエネルギーを
天が与えてくれたのですね


肉体や感情が強く働く波動を
インド哲学では ラジャスといいます

強い感情を引き起こすのに 強い色が必要です
肉体を活発にさせるにも 強い色が影響します
このように
どうしても ある意思の力を必要とするときに 強い色を使います

けれど 感情をおさめたい時には 不向きです
特に
気分が一喜一憂しやすい人は
しばらく 鮮やかな色をさけた方がいいでしょう
必要以上にエネルギーを使い
消耗してしまいます


色は自分で思うよりずっと
心身のエネルギーと関係があります

強い色は 健康である場合は有効ですが
疲れたら日影に入り肉体を休めるように
心身が疲れているときは 控えめな色
しかし 気分が沈み過ぎない 落ち着いた色を用い


ビビットな色は 健康であるときに
自分の心身の状態に合わせ
使いわけられるようになりましょう
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by veda-anand | 2007-05-14 11:41 | 色の診療室

色のクリニック  ; 黒 について



黒い服を着る人が都会には沢山います
例えば ロンドンには 特に黒をこのむ人が沢山います
けれど一方で
晴れの日が少ないので 明る色を好む方も大勢います
それは 色には 光りの特質があるからで
人間は光りを必要とする生き物だからです
光りの少ない室内に 白ではなく 黄色を配した方が
人は明るさを感じるものです

砂漠の民は 黒を身につけ
太陽の紫外線から 肉体を守りますが
彼らの住むテントや 作り出すカーペットは 美しい色で溢れています



という色は 美術の勉強においては 色としての立場にありません
それは何故でしょうか?

黒には 全ての色が含まれている
光りを包み隠した波長だからです


黒を着ると 特別な気持になります

使い方としては
大きく分けて 二通りあるでしょう
自分を特別に見せたいとき
自分の感覚を隠したいとき

この両者は 一見して違うことのようで
実は同じことをいっているように見えます
それは何故でしょうか?

いずれにせよ この二種類の黒の着方は
ある感覚を呼び興すからです

黒はインド哲学では
タマス=暗質=重い質の色です
これに異存のある方はいますか?

黒を軽い色
と感じる方はいるでしょうか?

それで 気分を鎮めたいときに 黒を用い
自分の感情をおさえることに使うことが出来ると 同時に
黒を使うことで
自分の感情を押し込めてしまうことも同時におきてしまいます
このように 黒は重い色です

気分の沈みがちな方は 黒を避けた方がいいでしょう
そして 
明るい色を着て 気分の落ち込みはがおきないように
防ぐのです

とにかく 黒は特別に強い色ですから
効果を良く知り 
使い方には 工夫をこらしましょう
以下に黒の特質をあげます


しかし 気をつけて欲しいのは
これらは 他者をコントロールする為に用いるのではなく
自分らしく 自分の心身を健康に保つ為に利用するのが好ましいでしょう


★黒の良い使い方: 威厳がある/重厚感を与える/落ち着きをとりもどす/ある特別な感覚を際立たせる/無条件に人を惹き付ける

★黒の良くない使い方:暗さを引き起こす/低迷した状態に止まる/ネガティブな感受性を引き寄せる/ある特定の感覚に縛られる/無条件に自己の感覚を無視できる



善悪ではなく エネルギーとして色を理解し
自分自身のために 色を使いこなせるようになりましょう





闇に浮かび上がる 炎のオレンジ
これを観て なにを感じますか?
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by veda-anand | 2007-05-12 18:14 | 色の診療室

色のクリニック:  光りと闇.. 色は光り

単純に明度と彩度の高い色で 
かつ 限りなく 白に近づいていくと
それは 光りそのものとなり
ついには 色彩を越えます

逆に 
明度と彩度が低くなり 黒に近づいていくと
黒という色を越え
闇 となります

これを インド哲学でみると 
サットバ色=純質=神的
とは 明度と彩度の高く白の混じった色で
聖なる気持や明るさを取り戻してくれます

ラジャス色=劇質=行動的=感情的
ビビッドな色彩 純度100パーセントのものは
ある特定の感情や感覚を強くさせます

タマス色=暗質=重い質=物質的
こちらは 黒が混じったもので
よく言えば 落ち着き
反面 重い感情やシリアスな感覚を引き起こします

大抵の人は 服装の色には 意識的 無意識的に限らず
自分の概念で機能を持たせています
しかし 栄養として 取り入れている人は少ないでしょう

心の状態をコントロールするのに
簡単な色の使い方をご紹介いたします


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今日
あなたの気分は明るいですか?
もし ちょっぴり 自分をせめたりしていたりしたら...

優しいベビーピンクは 
あなたの中にある 暖かい気持を思い出させてくれます

そして
自然界の中にある そのベビーピンクの花々を思い出し
その花に 柔かく包まれているところを
一日の中で何度も 何度もイメージしてみてください
ほんの30秒ずつでいいですから....


人間の脳の中でつくりあげた 想念の力は
自分で思うよりも大きな力を持っています

何か欲しいとイメージし
それを手に入れることを 簡単にイメージできるもの
それは 簡単に手に入ります

自分のイメージの中で作り上げた優しい色彩の波動は
自分で自分を癒す
簡単で確実な方法であり

どんな薬よりも
どんな励ましの言葉よりも 効果があるものです

試してみれば わかるでしょう

何故なら 色彩は 光りの子どもだからです
本来は光 だからです
光りのないところでは決して色は 色として機能しません
植物が光合成をするように
最近は 人間の光合成を研究する科学者もいます

世界には ごく稀に 食べないで生きている人がいます
そういう人に共通しているのは
日向ボッコなのです



夕暮れになり 闇のカーテンがおりてくると
一日の終わりに近づき
心も体も休む体制に変化していきます

逆に朝は
次第にあかるく 白んでいく空を眺めながら
一日をどのように過そうかと 思いめぐらします

何か 勇気が欲しいときに
ビビッドな赤を着ます
けれど 気分を落ち着かせたい時に 赤は逆効果です
何故なら 活動=ラジャスの色であり
体も心もそれに反応し
あなたに 落ち着きを与えてくれません

このように 光りの質と量は 
精神に影響を与えています



光りは 人間にとって何よりも栄養です
その光の子ども 色彩を

時には あなたの友達
時には 母になってもらいましょう
時には 恋人になってもらいましょう
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by veda-anand | 2007-05-07 09:58 | 色の診療室