デッサン

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存在の
生まれてきた
本質を見極めんと

観て
聴いて
味わい
触り
嗅ぎとり
色や形や線を
丁寧になぞる行為

感情を
感覚を
頭の中にうごめく
言葉という形を
五感を使い
五感を超えた領域を知り
そのように 存在を存在たらしめる何者に迫る行為

発するエネルギーで作られた空気を感じ取る行為

それがデッサン
もの事の芯たる骨格を捉える行為

真実のデッサンとはこのようであるべきではないのか

ひと時も止まらぬ思考の流れを
漠然と見過ごすのではなく
思考の
感覚の流れてくる源に寄り添う

善悪ではなく
美醜ではなく
それら相対を超えた領域に近づく行為


デッサンとは
このように
実際は 内面のエネルギーのあり方を見届けることだ
つまりは
自身のエネルギーと空気を知ること


あらゆる表現者は
デッサンを行っている

デッサンを行わない表現者は
表現者とは言えないだろう

デッサンすべきは
自分自身である


何故なら
あらゆる表現は
自身をデッサンしたものになるからだ


デッサンのない作品には
魂がない

デッサンを重ねない作品は
作品にはなりえない

このようであるから私はデッサンをもヨガと呼ぶ

デッサンに終わりはなく 限界もない

こうして獲得された自身の意識の領域はそのまま
作品にうつしとられる

何もしなくてもよいのだ

良い作品とは
何もしてないが故に自然物のような作品だ

だから
デッサンなく
良い作品は生まれないのだ



by Ananda
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by veda-anand | 2007-12-04 19:46 | 癒しへの導き
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