そこに在るもの

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留まることなき
マーヤの流れの中で立ち竦み

時折私は
全てにまたがる永遠を見渡す



静かな部屋の戸口の古ぼけた傘に

視線を落とした足元のコンクリートの中に

透明な風の中に
澱んだ空気の中に



遍在する永遠と溶け合う意識と
いい尽くせぬ愛の全てを


それがまた
私自身であり
私の父であることを私の
母であることを



薄暗い
灯りの下にありながら
輝ける眩しい光に充たされた全てを



青空さえ見えぬ
この狭き部屋の中の

誰かの悲しみに
誰かの恨みごとに



明るい
陽射しを浴びた
愛らしい笑顔に



草花に


鳥たちに





by Ananda
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by veda-anand | 2007-09-21 13:18 |
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