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コントロール

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エネルギーは制御することで 正しく使うことができます

自信を持つことで
自分のエネルギーは必要な場所へ制御されつつ
よどみなく流れ
効果的に働き
自分の目的を果たします


例えば
教育的な考え方のひとつに
子供に自信をもたせるというのが あります

自信を持てない子供は
大人になっても自信の持ち方が分からず社会との関わりや
人間関係を円滑に運べません

しかし
自信が持てないということには
様々な理由があり
単純に自信を持ちなさいと言ってもそれは無理なことなのです

多く保護者の中には地域やクラスや
あるグループにおいて うちの子供は一番だと安心している方がいます

しかし 重要なのは 子供の内面です

例えば絵を上手く描ける子供がいたとしても
上手ということと
自信を持つということは全く異なります

また
クラスの中で自分が一番だと 安心し
自惚れてしまうことと自信とは
次元が異なります

ではどうしたら
真実の自信を持てるようになるのでしょう

そして真実の自信とは一体何でしょうか


インド哲学では
人間を生かすエネルギーを3種類に

☆サットバ=神の質または純粋さ
または理性に近いエネルギー

☆ラジャス=活動または激しさや感情

☆タマス=停滞または頑固さや無関心や怠惰
と分けています


これら3つのエネルギーをコントロール出来る働きを
真実の私=アートマンと呼んでいます


まず
エネルギーをコントロール出来る自分=アートマンを知ることです

それで初めて
この心身に影響を与えるエネルギーの質を知り
正しい使い方を理解し自信を持って
実際の行動に移せるのです


保護者の方たちも
この制御塔の存在とそれに最も近い
サットバのエネルギーの生かし方を知り初めて子供たちに
自信を持たせることができる
ということですね☆


写真の絵:
放縦に流れがちな
ラジャスを制御出来るのは
第一にサットバのエネルギーです

サットバのエネルギーの無い人はいません

制作途中がラジャスの活動エネルギーで満たされ
ややまとまりを欠いた絵に
サットバのエネルギーを使い
ある種の秩序を見いだし
もう一度筆をとります

そして
良い意味で形に収まっていきました


日常生活も
実は こうしたエネルギーを使うことの連続です


だからこそ
子供に限らず
人は好きなことは
飽きずに行えるのですから
好きなことから
自信を磨いていくと一番いいのです☆
by veda-anand | 2007-06-27 17:09 | 子育て 子ども 教育
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